2011年8月31日水曜日

マッコリ風呂っ?試してみたいやん!   げら子のいっちょかみレポ

マッコリにつかるって、ちょっとしてみたない?と、げら子さんの飲み友ミカリンからのお誘いです。






















ミカリン 昼のあつ~い2時頃、「延羽の湯」です。
      ヤングファミリーからオールドファミリーと吸い込まれる
      ように、どんどん人が入っていくやん。明らかに近所で
      はないようなオールドフレンズがさっぱり顔で出てきは
      るで。

げら子  中は混んでるんちゃうの?子供いっぱいちゃうの?
      (ぶつぶつぶつ・・・)

入り口看板
















-館内に入ると、たたきのところにテレビやら布団やら、ホットプレートやら炊飯器など賞品が並んでいます。入浴のたびに1ポイント、薬石汗蒸房の方だと3ポイントついて、10ポイントか15ポイントたまると、くじが引けて、その景品ということです。並んでいる商品カテゴリーといい、くじ引きという方法といい、とっても昭和のニオイを漂わせています。


え~ぇ、いきなり即物的な景品の山!
ミカリン ちょっとぉみてげら子、笑っちゃいますね!

げら子  ほんま、レトロやな。





















ミカリン 今日は、薬石汗蒸房はパスして、温泉入浴の方だけ
      にしよね。テハミングフェアやて、韓流してますね~。
      唐辛子湯って、ちょっと興味ありません?

げら子  うん、あるある、入ってみたい。肌がピリピリしそうやな!

-で、お風呂のある2階にいざ出陣!入ると、ほんとに賑わっていて、一杯の人です。中は色々なお湯があります。「源泉岩風呂」「源泉掛け流し立ち湯」の露天風呂の他に「壺湯」、「高濃度炭酸泉」の温泉風呂も外にあります。高温サウナをはじめ、「過熱水蒸気サウナ」「スチーム塩サウナ」「塩サウナ」などもありなかなか充実しています。
で、 内湯に季節風呂というのがあり、それがこの3日間はマッコリ風呂というわけです。

ミカリン やっぱりみなさん、まずはマッコリ風呂に入りはります
       ね。薄めのカルピスのような色やね、マッコリの匂いと
      いうか、酒風呂のような匂いは全くないね。もう少し、
      マッコリらしいパンチが欲しいね。

げら子  マッコリ風呂と言われても、色が白いだけで・・・。 
      それに人が多いから、気分的にリラックスでけへん~。
      けど、入ってる人楽しんでる!
  
-お風呂は1時間ほど楽しみ出てきました。殿方たちも「マッコリぶろぉ~」と楽しそうに、ぎょーさん入っていきはったけど、ちょうど、今姿が見当たらないので記念にのれんを撮してみましょう。今や、韓流も温泉もマッコリも男女共通のアイテムなのでしょうか。























ミカリン さ、一休みしたし、そろそろ行こか。

 ここ鶴橋は韓国料理をはじめ和食もあるのですが、出ました。私たちは「韓国コンドレマンドレツア」友、韓国の大衆食堂の味と生マッコリ体験したばかり、ここの韓食とマッコリには食指が動きません。喉がからからな私たち、近くのコンビニでビールを買って飲みながら駅に向かいます。
※「韓国コンドレマンドレツア」はこちらから

-JRの鶴橋の駅にも延羽の湯のポスターが貼っていて、4人の女性グループがポスターを指さして、「これこれ、ここに行きたいのよ~」と、なかなかの人気です。

ミカリン  ウォンが使えそうな気になるようなところやったね~。
      マッコリ風呂、テハングフェアって、韓国人気もここまで
      きましたか~。韓国のものて美容にええというかお肌に
      ええという気分あるもんね。
      それにしても、マッコリという気分がもちょっと欲しい、
      お肌に体にこんなええねんよという能書きも欲しいけど
      ねぇ、ま、それは無理か!

げら子   しょうが湯とかとうがらし湯とか、期待させるよ。
      ねえねえ、また面白いお湯の時にいってみようね。今度
      は平日にのんびりと来よう!

★当レポ担当はミカリンさんでした。
 →ミカリンさんのプロフィールは上部のタグ「げら子とごん太の
   紹介」をクリックしてご参照ください。

2011年8月29日月曜日

韓国手づくりマッコリキットでマッコリづくり。    げら子のいっちょかみレポ

韓国では「手づくりマッコリキット」が売られています。
げら子さんが韓国伝統飲食教室の先生からお誘いを受けて、マッコリづくりをいっちょかみしてきたとの報告がありました。ちょっと聞いてみましょう。

■■■ げら子 「マッコリキットでマッコリをつくったで、只今醗酵中!」

「ザ・マッコリ」は、韓国のサンセンチョン(산생촌)という会社から販売されており、現地からモニターを依頼されたようです。
-サンセンチョンは、無農薬または有機の農作物とその加工品などを販売している会社。

 ↓これが「ザ・マッコリ」の中身 価格20,000ウォン

麦麹100g(우리밀누룩)・無農薬米( 므농약쌀100%)1kg
酵母菌(효모)5g



















先生のご指導のもとにつくります。

①水5Lをいれる。→②米をザーッと入れる→③麹、酵母菌をいれてまぜる









はい、これだけで、あとは醗酵を待つだけです。
米はアルファ米なので、炊く蒸すをしなくてそのままでいいのがミソですね。

作った5Lを皆で分けて一人1.5L位を持ち帰って、家で醗酵させます。
様子を見ながら3日位で醗酵するので、後はざるで濾して冷蔵庫へ、とのご教示です。

2日目の朝、のぞくと”ぶつぶつッ、ぶつぶつッ”て、いうてます。

2日目 ぶくっぶくっと、麹のつぶが沸いてます

















麹の香りがしてきませんか?
さて、3日目です。少しぶつぶつが小さくなってきたようです。
3日目、朝晩まぜます、少し落ち着いてきました



















明日位には濾してよいかもしれません。
アルコール度数1%以下で調整せないけませんな。

(次回につづきます)

2011年8月16日火曜日

韓国でマッコリってどの位飲まれているの?げら子の大疑問②

げら子さんの疑問に答えようと、探してみました。ありましたゾ、韓国国税庁が国内市場に出庫したお酒のデータです。これは、日本でいえば国税庁の課税移出数量(国内分)に該当するものです。
韓国の全国日刊紙「東亜日報」(2011.7.19)が報道していました。

見出しはこうです。
■■■「マッコリ、先祖代々受け継いできたお酒である」マッコリ、酒類市場の主流に

輝かしい見出しです。記事内容を抄訳します。
○マッコリが16年ぶりに10%台のシェアを取り戻した
○2006年以降はじめてマッコリの輸出額>日本の清酒の輸入額 
 となった
○マッコリ伸長の要因は「100%国産米で作られたマッコリが増え
  るなど品質の向上、国内のロハスブーム、日本の韓流ブームが
  重なったことで急増している。しばらくこの傾向は続く見通しだ」
 (国税庁消費税課長ファン・ヨンヒ)
○焼酎は横ばい、しかし「薄味の焼酎」(19度以下)が2倍になった
 ビールは2.3%減少、マッコリは焼酎とビールから一部替わった
○マッコリのシェア推移は以下のとおり


東亜日報記事2011.7.19 から





















韓国で飲まれている酒の量と日本の量を並べてみました。こうすると感覚的にどの位何を飲んでいるかがわかりますね。




















以上です、げら子さん如何ですか。

げら子 へ~、韓国で実感したことやわ!
     こうしてみると、食べもんとの関係で言うと、韓国はマッコリ、
     日本は清酒いう感じするワ。清酒って、どぶろくを濾した上
     澄みやんか。
     日本のチューハイみたいなもんて、韓国にはないけど、飲み
     やすいとか甘いとか、アルコールが少ないとか、マッコリと似
     てるとこあるよね。そうそう「ソウルマッコリ」なんて、チューハ
     イやもん。おもしろい~!

韓国の数字と日本の数字を並べると、おもしろいです。
この数字をみてどんな事、想像しました?
ご意見をお聞かせください。
 ※次の投稿もご参照ください 
 →韓国の食とマッコリの関係、日本のどぶろくは?マッコリは?

「飲んで歌って踊って!楽しい宴」-更新しました

更新しました、ご参照ください。
韓国の食とマッコリの関係、日本のどぶろくは?マッコリは?

2011年8月7日日曜日

手づくりマッコリ in ソウル        飲みました!マシッソヨ!

6月18日にソウルでマッコリとどぶろくを作り、見事に出来上がりました。
北村伝統酒文化研究院ナム先生は、私達がつくった3種の手づくり酒を約3週間じっくりと醸造し飲み頃を見はからってボトル詰めしたものを届けてくれました。
→どぶろく作りはこちらを ソウルでどぶろくつくったよ!
→どぶろくの到着はこちらを ソウルからマッコリが届きました

出来上がったマッコリ、どぶろくはどんな姿形でどんなお味でしょうか。

つくったものは3種類です。
1.どぶろく 日本の米(ひとめぼれ)と日本の米麹
2.マッコリ 韓国産もち米と伝統麦麹(누룩ヌルッ)
3.どぶマッコリ 韓国産もち米と日本の米麹

特に3の日韓コラボのお酒は、世界初の試みのはず、どんな出来上がりか楽しみです。

まず、醸造過程とボトル詰めまでの状況をご紹介しましょう。(ナム先生撮影)

■醸造中、ぶくぶく。。。。

    どぶろく         マッコリ          どぶマッコリ









■濾します。。。。

これはすべてどぶろく









■出来上がり。。。。!

これもすべてどぶろく









こんな過程を得て、ボトルに詰められ韓国から日本へ飛行機に乗って無事に到着したのです。


























さて、試飲してみました!

マッコリ       どぶろく        どぶマッコリ












出来上がったものはいずれもアルコール15度位あります。上澄みと濁ったものとそれぞれ別にボトリングされています。
○まずは、上澄み部分をそのままで
○濁った部分は水を加えて7-8度でのみます。

合計18人(すべて飲んだ人は10人)で飲んでみました、総評は以下のような結果でした。

1.どぶろく    フルーティで甘味ありのみ易い、甘酒みたい
2.マッコリ    酸味がありキリッとした味、ワインのよう、清酒のよう
3.どぶマッコリ コクと甘味あり、粉っぽい

各人の好みも異なり色々な意見がありましたが、それぞれこれが好きというのが見つかったようです。注目の世界初日韓コラボの「どぶマッコリ」は、素材の特徴がでていたと判断してよいのでしょうか。このあたりは改めてナム先生のご意見を聞いてみることにします。 

ところでもしもし、げら子さんごん太くん、どうだった?

げら子  みんな美味しいよ!やっぱ、愛情がわくやん。なかでも
       マッコリが一番好きやね、上澄みのそのままは甘味と酸
       味が良かったわぁ。

ごん太  みんなあれこれ言うなあ。ぼくは初めて作ってみて、米と
       麹と水でちゃんとお酒ができるて、ちょっと感動やったで。
       3つとも味ちゃうけど、それぞれ好きやわ。

皆さん、ソウルで手づくりマッコリ作ってみませんか!!!

2011年8月4日木曜日

「ハニルお酒の話題」をつくりました

新たにブログ「ハニルお酒の話題」をつくりました。

「飲んで歌って踊って!楽しい宴」は、韓国の酒場めぐりを紹介することからスタートしました。今後日韓の元気な酒のシーンを紹介し情報交換の場としたいと考えています、徐々に地域をアジアに広げる予定です。
「ハニルお酒の話題」は、韓国と日本に軸をおいて、酒のトピックを紹介したり情報交換する場としてつくりました。上部の「Introduction」をご参照ください。

「飲んで歌って踊って!楽しい宴」の投稿で、「手づくり酒」に関する投稿は「ハニルお酒の話題」に移動しました。
げら子の大疑問 なんで?日本ではマッコリをつくってはあかんの?
ソウルからマッコリが到着しました

両ブログは、サイドバーの最初にリンクリストとして掲載していますので、ワンクリックでとぶことができます。

★★★ コメントしにくい、というご意見をいただきました。
今後除々に改善していきますので、どうぞご意見、ご感想、議論をお待ちしております★★★